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社労士向け集客方法4つを比較|webマーケティング・顧客獲得の基礎知識

ネットで社労士事務所への集客を強化する際の主な選択肢は次の4つです。

  1. リスティング広告出稿:狙った層にすぐにアプローチできる
  2. SEO:一度アクセスが多いサイトを作れれば広告費をかけずに集客できる
  3. ポータルサイトへの登録:低予算ですぐに集客できる
  4. ホームページ制作:1,2をやるために必要。事務所名や社労士名で検索した人からの問い合わせが来ることも

この記事では、それぞれの集客方法の特徴や費用、難易度をご説明します。

事務所のフェーズによってそれぞれの集客方法に合う・合わないがあると思うので、「この方法は今は違うな」と思ったら他の方法に読み飛ばしていただければと思います

Web集客方法のおおまかな比較

※具体的な説明や数字は本文でご説明します。

評価項目リスティング

広告

SEOポータル

サイト

ホームページ

制作

集客力
予算目安
効果がでるまでの期間
手間

(運用代行を依頼するなら手間少ない)

(問い合わせへの対応だけは必要)

(制作依頼をするなら手間少ない)

はじめやすさ

(予算次第)

×

リスティング広告|欲しい客層にすぐにアプローチできる

広告費を支払い、Yahoo!やGoogleの検索結果の上位に自社のページを表示する方法です。

上位表示を狙う検索キーワードや、広告を出す地域や時間帯を自由に決められるので、質の高い問い合わせを広告出稿後すぐに集められます

評価項目説明
集客力・広告を出稿すればすぐに集客ができる

・問い合わせの質と量を調整しやすい

予算目安・広告費

20万円~50万円/1月

 

・運用手数料

(運用代行を依頼するなら)

広告費の20%

広告費用が低額な場合は+数万円

効果がでるまでの期間広告出稿後すぐ
手間がかかるかランディングページの作成と広告運用が必要

どちらも外注する場合は手間がかからない

はじめやすさ△(予算があればはじめやすい)

リスティング広告を運用する目的・ねらい

リスティング広告で集客をする際のねらいは次の3つです。

契約にいたりそうなユーザーを狙って広告を表示する

Google広告、Yahoo広告を出稿する場合、広告を表示する条件を絞り込めます。広告を表示する地域や時間帯、キーワードなどを自由に選択できます。

広告の運用データを見て改善をすれば、問い合わせ1件あたりの広告費率を下げたり、より契約に至りやすい条件を探したりできます。

クリックや問い合わせが増えやすい出稿方法をGoogleに機械学習させることもできるので、継続的に運用してデータが増えれば、徐々に資金効率を改善できます。

即効性があるので、すぐに売上を作りたい時にも向いている

広告費さえ払えば一定数のアクセスや問い合わせを集められます。リスティング広告を運用した経験があれば、例えば「今月の売り上げがもう少し欲しいな」というときに広告を出稿し、売上が足りない分を埋め合わせできるかもしれません。

継続的に一定数の問い合わせを集められる

ある程度広告を運用すると、広告費をいくらかければどのくらい売上になるのか想定できるようになってきます。運用ノウハウが身につけば、安定的に仕事をとれるようになります。

リスティング広告の難しいポイント

  • (欲しい問い合わせ数にもよるが)広告費が1月あたり20万円~50万円程度かかるので、気軽に始めやすくはない
  • パソコンを使い慣れていないと、登録や設定が面倒かもしれない
  • 自力で運用する場合は、運用中の管理や最適化の作業が発生する(やらなくてもいいが広告効果は高くならない)
  • 自力で運用する場合は、最低限の勉強が必要

ランディングページの制作やリスティング広告運用には手間や時間がかかるので、本業に集中するために運用代行会社に依頼する選択肢もあり得るかもしれません。

向いているケース・向いていないケース

広告費を用意できるかどうか次第です。とはいえweb集客の中でも金額が高い方法ではあるので、いきなりリスティング広告に挑戦するのはハードルが高いかもしれません。

もしやるとするなら、少ない広告費予算(10万円程度)ではじめてみるといいかもしれません。

SEO|広告費をかけずに集客できるようになる

GoogleやYahoo!の検索結果で上位表示をして、サイトにアクセスした人からの問い合わせを集めることで顧客獲得を目指す方法です。

複数のページが上位表示されてサイトにアクセスが集まれば、リスティング広告のように毎月広告費を何十万円も払わなくても集客できるようになります。

ただし、アクセスが集まるサイトを作るまでには継続的に記事を投稿しなければならないので、記事を作成するために時間や費用がかかります。結果が出るまで根気よく記事を投稿し続けるのが成功の秘訣です

評価項目説明
集客力サイトが育てば高い
予算目安・記事作成費用

(外注する場合)

記事単価を8000円とすると、30記事で24万円。50記事で40万円

 

・HP制作費用

5万円~70万円

効果がでるまでの期間1年以上
手間がかかるかサイト制作と記事制作に手間がかかる。

最低でも30~50記事くらい必要

はじめやすさ△(継続するのが大変)

SEOの目的・ねらい

SEOをやる意味は次の3つです。

広告費をかけずに集客する

複数のページが検索結果での上位表示に成功すれば、広告費をかけなくてもアクセスや問い合わせが来るようになります

リスティング広告を運用していると、毎月何十万円も広告費がかかるのでもったいなく感じるときがあります。広告費にかけているお金の一部を使って自社のサイトを育てるのもいいのではないか?と思ったタイミングがSEOの始めどきかもしれません。

記事作成に使った費用は投資になる

リスティング広告をやるにしても、SEOをやるにしてもお金がかかることに変わりはないのですが、記事作成にかけた費用は投資になります。一度上位表示された記事は、競合が多数現れたりGoogleの大きめのアップデートが入ったりしない限りは基本的に毎月ほぼ同じ数のアクセスが発生するためです。

リスティング広告やポータルサイトの場合、広告費を払い続けなければそれ以上集客はできません

安定的に問い合わせを集めるため

いいキーワードで上位表示できて、検索順位が下がらない限りは安定的に問い合わせが舞い込んでくるので、経営が安定しやすくなります。

SEOの難しいポイント

広告費をかけずに集客できるメリットがあるものの、結果が出るまでは長期戦を覚悟しなければなりません。

いいキーワードで上位表示するのが難しい

いいキーワードで上位表示される記事を作らなければなりません。ノウハウが必要です

上位表示されるかどうかはサイトの力(ドメインパワー)とページの力(ページパワー)が必要です。前者はコツコツ運営することでしか伸ばせないので、ページを作り込むことでサイトを強くしていくことになります。

よくある話ではありますが、他人にアドバイスを求めないまま、アクセスが集まらないの記事を100記事作ってしまった、となっては努力が無駄になってしまいます。

最初はなかなか結果が出ないかもしれないので、SEOについて相談できる人がいるとモチベーションを保ちやすいかもしれません。

記事を自分で作成し続けるのはものすごく大変

SEOで集客するための労力をざっくり概算します。

必要記事数が50記事で、1記事作成に必要な時間が6時間だとすると、完璧にスケジュール通りに終わったとして300時間かかります。

自分で記事を作成するのは大変なので、記事の一部または全部を外注するのもあり得るかもしれません。

1記事8,000円で外注した場合は、30記事で24万円、50記事で40万円くらいかかります

外注するなら外注先の見極めがいる

WEBライターの質は玉石混交です。実績のある方にお願いできればいいですが、平気でコピペをしたり、間違えた内容を書いたりする人もいます。記事の安さにこだわると損をするので、ある程度単価が高くても、ライティング経験者やライティングを請け負っている社労士を見つけて依頼をできると安心です。

契約をする際は、テストライティングをしてもらったのちに成果物を確認し、問題なければ業務委託契約をするのが無難です。

向いているケース・向いていないケース

向いているケース

  • 1年以上腰を据えて記事を投稿し続けられる
  • (掛け持ちで構わないので)社内で記事作成を担当できる人がいる
  • 記事作成を外注する費用がある

向いていないケース

  • すぐに問い合わせがほしい
  • SEOのノウハウがない。聞ける人がまわりにいない

ポータルサイトへの登録|低予算かつ手間が少ない

社労士を紹介しているサイトに登録をして集客する方法です。サイト経由の問い合わせに返信をして案件獲得を目指します。

評価項目説明
集客力うまくいっているサイトであれば高い
予算目安・登録料

月額1万円~3万円

効果がでるまでの期間登録後すぐ
手間がかかるかリスティングやSEOと比べると圧倒的に手間がかからない

問い合わせに対応する手間はかかる

はじめやすさ

ポータルサイトに登録する目的・ねらい

リスティング広告やSEOと比較すると、低予算かつ手間をかけずに集客をはじめられる点がポータルサイトのメリットです。

圧倒的に少ないコストと手間で集客できる

ポータルサイトの利用料は月額1万円~3万円程度なので、リスティング広告やSEOよりも圧倒的に低予算ではじめられます。

web集客の入門として手軽|web集客の知識をつけるきっかけになる

新しくノウハウを学ばなくても集客をはじめられます。ポータルサイトで集客をしつつ、web集客の知見が増えてきたらリスティング広告やSEOに挑戦してみるのもありかもしれません。

ポータルサイトの難しいポイント

手間と予算が少ない点が圧倒的にメリットではあるものの、相談の量や質、相談者の属性を自社にあわせて調整しにくい点がデメリットです。

登録してみないとサイトの良し悪しがわからない

いい問い合わせが来るかどうかは登録してみないとわかりません。これは仕方のないことです。ただ、効果がでるかどうか確認するためにかかる費用はリスティング広告やSEOよりも圧倒的に低額です。

クロージング力が必要|すべての問い合わせが契約に至るわけではない

企業は社労士を選んでいる段階で問い合わせをします。そのため、企業に選んでもらうためにはクロージング力が必要です。

問い合わせが来たからといって必ず成約するわけではないので、契約に至らなくてもなるべくガッカリしないでもらえるとありがたいです。

問い合わせが10件きたら1~3件くらい契約を獲得するようなイメージで、ある程度数をこなす必要があります。

とはいえ、契約のためにクロージング力が必要なのは、どの集客方法でも同じことです。だとするなら、低予算ではじめられるポータルサイトを使って試行錯誤し、クロージング力を高めるのは理に適っているのではないでしょうか。

どうしても営業が苦手、あるいはしたくない場合は、営業の雇用を検討することになります。

相談者の属性や相談の質をコントロールしにくい

リスティング広告のように広告を出す地域などを選択できないので、相談者の属性や問い合わせの質はコントロールできません。

向いているケース・向いていないケース

向いているケース

  • 低予算で集客したい
  • 手間がかからない方法で集客したい

向いていないケース

  • 営業をしたくない
  • 契約につながる問い合わせだけが欲しい
  • Web集客を内製化したい

低予算・低リスクで集客を始めるなら社労士相談ドットコム

編集部

ちなみに当サイトはポータルサイトです。上でお伝えしたように、少ない予算と手間で顧客獲得を目指せます。お客さまになるべくリスクをおかけしないよう、契約後1ヶ月の無料期間をご用意しています。契約が取れなそうだと感じたら、無料期間中に解約いただいて構いません。今よりも案件が増えてもご負担でなければ、以下のフォームよりお申し込みください

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ホームページ制作|web集客をするなら必須。ネット経由の相談数・契約数を増やす

社労士を探している人の一部は、ネットで検索をしてどの社労士に依頼するか決めます。

魅力的なホームページがあれば、ご自身の事務所が選ばれるきっかけになります。

ホームページがなければ、わかりやすいホームページを持っているライバルに見込み客を取られてしまいます

ネット経由の集客をはじめる段階で、かんたんなものを用意しておくと顧客を獲得しやすいかもしれません。

評価項目説明
集客力・問い合わせや契約を増やすきっかけになる

・ホームページを作っただけで問い合わせが増えるわけではない(アクセスを増やすための施策が必要)

予算目安5万円~70万円

ページ数やデザインなどを作り込む場合は高額になる

効果がでるまでの期間Web集客未着手の場合は時間がかかる

ポータルサイトに登録していたり、リスティング広告を出稿したりする場合はすぐにアクセスが集まる

手間がかかるか外注をする場合は手間がかからない

納品まで1.5ヶ月~2ヶ月程度

はじめやすさ

ホームページ制作の目的・ねらい

ネットで検索をしている見込み客に選ばれるためです。

見込み客が社労士を比較する際のポイントは例えば…

  • 社労士の経歴や人柄
  • 料金体系はどうなっているのか(超重要)
  • どの業務を依頼できるのか
  • 事務所の位置/リモート対応の可否

問い合わせや契約が増える理由を具体的に説明すると…

  • 社労士や事務所を「良さそうだな」と思って問い合わせをしている可能性が高くなる
  • 初回の対応時に、基本的な説明や自己紹介をする時間を省き、依頼内容についてより具体的な話をする時間を確保できる
  • こだわっているポイントを伝えられる

見込み客の温度感がある程度高まっている状態で問い合わせに対応できます。

ホームページ制作の難しいポイント

  • 自力でホームページを作るのは時間がかかる
  • 事務所設立初期に制作費用を70万円用意するのは厳しい
  • 見込み客は法人なので、あまりに作りやデザインが荒いと信頼を得にくいかもしれない
  • アクセスを集めるために、他の集客方法を併用する必要がある

ホームページの金額は、デザインやページの作り込みの程度によって変わります。サイト訪問者が問い合わせをする確率を高めるだけであれば、必ずしも高額なホームページは必要ありません

では、70万円のホームページは不要なのかと言えばそうではありません。従業員数が多かったり、支店を出していたりするような、比較的規模が大きい事務所を運営されている場合は、ホームページにお金をかけたとしても元を取りやすいでしょう。HPがしっかりしていれば信頼感を出しやすいですし、SEOを始める際に不利になる点も少ないです。

事務所のフェーズによってホームページ制作にかける予算を決めると良さそうです。

向いているケース・向いていないケース

向いているケース

  • 問い合わせに何件も対応しているけど、契約に繋がらない。クロージングが大変
  • ホームページがない

言葉だけで説明するのと、目に見える資料やページがあるのでは、お客さまの理解度も変わってきます。

向いていないケース

Web経由の集客を今は考えていない

【10万円~】顧客獲得に必要最小限のホームページを制作します

問い合わせを集めるために70万円もするホームページは必要ありません

私たちは、社労士様の顧客獲得を主目的としたホームページを作成しています。

案件獲得に必要のないページや機能はごっそりと削ぎ落とし、最低価格10万円からホームページ作成をいたします(デザインやページ、機能をカスタマイズしたいときのみオプション料金が発生)。とはいえホームページを作っただけではアクセスは増えないので、浮いたお金で他の集客方法に挑戦をし、見込み客の母数を増やしていただければと思います。

ご興味をいただけた方は、以下フォームのご質問内容の箇所に『ホームページ作成希望』と記入し、送信していただければ幸いです。

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ご要望をお伺いしたうえで、必要を満たすホームページを作成します。

まとめ

社労士の方向けにweb集客の方法を4つ解説しました。

  • リスティング広告運用|狙った客層にすぐに広告を打てるが予算が高額
  • SEO|最終的に広告費をかけずに集客できるが、サイトを育てるリソースと時間が必要
  • ポータルサイト登録|金銭的リスクと手間が少ないが、と言わせの量と質は調整できない
  • ホームページ制作|事務所が選ばれる確率を高められる

手前味噌ではありますが、web集客にはじめて挑戦される方はポータルサイトへの登録が最も金銭的に低リスクです。リスティング広告運用やSEOは集客効果が大きいものの、予算と時間とノウハウが必要なので、規模が大きい事務所向きです。

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